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手話辞典.com

「手話」という言葉を耳にすると、何か特別なもので
難しいものだと考えてしまいがちです。
しかし、以外にも自分たちが日常で使っている
ジェスチャーそのものが手話の動きだったりするのです。
例えば、「何かが大きい」という事を相手に伝えようとする時は、
両手を左右に広げて表現しますよね。
それはそのまま「大きい」という手話になります。
他にも、親指と人差し指をくっつけてわっかを作るとお金、親指は男、小指は女、などのように
私たちは意識なく手話を使っている場合があるのです。
しかし、手話には音声言語とは違う特徴もいくつかあります。
「歩く」を例にとってみると、手を下に向けて人差し指と中指を交互に動かすのが
「歩く」という手話です。
この動作をゆっくりすると「ゆっくり歩く」、動作を早くすると「早足で歩く」というように、
同じ手話でも、動きによって意味が変わってきたりするのです。
この「歩く」の時に、もう一方の手を使って「傘」を表せば、「傘をさして歩く」になり、
両手を使うことで同時に二つの異なる単語を組み合わせてつかうことも可能です。
他にも、手話独自の語順であったり、手話には「~から」や「~に」などの助詞がない点は
音声言語とは全く異なるものであります。
そして、手話を学ぼうとした時に疑問に思うのが手話は世界共通なのかということです。
そうであったら、すばらしいことなのですが、答えは世界共通ではありません。
もし、国境を越えて手話でコミュニケーションをとろうとする場合は、
その国独自の手話を覚える必要があります。
このように手話というものは、普段使っている身振り手振りが似ていても、
全く違う言語です。
なので完璧にマスターするというのは容易なことではありません。
手話を学習するときに一番大事なのは、楽しく学ぶということです。
自分の興味のある単語から覚えていくとか、自分の好きな歌を手話で表現してみるとか、
楽しんで手話を学べる、自分に合った方法を見つけましょう。
そして、初心者の方は手話を使うことに消極的になりがちですが、
間違ってもいいからどんどん使っていきましょう。
せっかく覚えても、使わないといつまでたっても手話をマスターできません。
手話が間違っていたとしても、ジェスチャーゲームのような感覚で相手に
伝えたいという気持ちがあれば、十分伝わることもあるのですから。
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